部品用途

部品用途 

金属製部品において現代の多くの設計者の皆様が従来の鋼材等による部品から金属粉による部品を選択されることが多くなって来ています。
焼結部品の特長である機械加工の少なさは材料の無駄を省き、製造工程のエネルギー消費が少なくて済み、多くの応用分野でより価格競争力のある結果をもたらします。
高品質な部品製造技術の選択肢として金属粉による具体的提案をご採用頂くことにより
一般的に20-40%のコスト低減が可能です。

焼結部品は機械部品の製造から電磁気部品の製造に鋳造、機械加工、鍛造及び鋼板を利用した成形技術に対し極めて競争力のある具体的提案です。
ネットシェイプ又はニアネットシェイプ及び三次元設計の自由度が焼結部品の最も有効な2つ
の利点です。
この特長は鋼板等を用いた従来成形技術では一つの部品としては製造不可能な複雑形状機械部品の製造に利用出来ます。
電動モーターでは焼結部品を利用した用ステーター及びローターはより少ない巻き線量、高充填密度、分割組み付け性といった費用対効果に優れた特長により、設計者の皆様によりコンパクトなモーターの設計を可能に致します。

現在、焼結部品は自動車に最も多く採用されており、その総生産量の50%以上に及んでいます。
又、焼結部品は空調機器、調理家電、家庭電化製品及び電動工具などにも使用されており、
これらの製品はどのご家庭でも見つけることが出来ます。

自動車用焼結部品は1960年代から採用が始まりました。ブッシュや軸受けなど初期の焼結部品の多くは単純形状のものでした。
しかし現在の焼結部品では高度にな複雑形状の部品や駆動系などの重要機能部品の
製造も可能になっています。
自動車1台当たり平均、北米産自動車で18Kg以上、アジア・ヨーロッパ産自動車で9Kg以上の焼結部品が採用されています。
この地域差の主な原因は、北米では大型車及び四輪駆動やオートマチックトランスミッションの需要が多いためであると言われています。