飲料水

汚染された地下水の浄化

Cleanit® LCは、費用対効果に優れた独自の鉄基媒体で地下水汚染を簡単に除去できます。

Cleanit LCは、アップフロー法を用いた吸着媒体フィルタ処理に最適です。 媒体は垂直の円柱状ろ過筒に詰められ、水は底部から供給されます。 ろ材の空層接触時間(EBCT)は2〜30分で、汚染物質の種類、濃度、および水の特性によって異なります。 媒体の有効性は長く、しかも媒体を毛羽立ち処理や再処理することにより、ろ過筒内で容易に再生することができます。 使用済みの媒体は、返却いただければ、弊社で処分いたします。

Cleanit LCは、地下水、飲料水および産業排水から一回で複数の汚染物質を除去出来るように設計された鉄基媒体を使う革新的な水処理技術です。 ゼロ価鉄(ZVI)を用いた排水処理技術 のメカニズムと同じく、主に、還元反応により化学物質を吸着除去します。 六価クロム [Cr(VI)] のような可溶性形態の汚染物質は媒体の表面に吸着され、ZVIの断片との反応によりオキシ水酸化物のような安定な化合物に化学的に還元されます。 鉄はFe(II)として水に溶解し、Cleanit LC媒体に再度吸着され、吸着したCr(VI)の還元によりFe(III)に酸化されるか、水相中で 六価クロム と直接反応して、Fe(III)として析出します。 その結果、不溶性のCr(III)とFe(III)は媒体表面にに残ります。

Cleanit, 地下水汚染

Cleanit LC媒体の独特な表面形状および高い比表面積は、複数の汚染物質除去を可能にします。 実験室での分析によると、Cleanit LC媒体のBET比表面積は4.42 m2/gであり、粒径は150 µm以下です。これは同じ粒径の従来のZVI媒体の100倍以上の比表面面積です。 更に、媒体は製造工程時に多数の網目状多孔質構造が生成され、そのスポンジ状の表面形状がSEM分析により明らかにされています。 Cleanit LC媒体は費用対効果の高い処理ソリューションでもあり、ほとんどの用途で媒体の耐久寿命は1年以上です。 使用済みの媒体はHöganäsに返却することができます(TCLPの承認待ち)。 この媒体は広範囲のpHおよび流速にわたって高い動作能力を発揮します。

Höganäsの重金属除去用の市販Cleanit LCシステムは、浮遊物質を除去するためのサンドフィルタ、直列のCleanit LCろ過筒、および溶存鉄を除去するための後処理フィルタで構成されています。 補助機器には、均質化およびメンテナンスサイクル用のタンク、ポンプ、計装および化学薬品充填装置(必要な場合)が有ります。 Cleanit LCプロセスのメンテナンスサイクルには、定期的な媒体洗浄と媒体の再調整(MR)サイクルが必要です。

Cleanitの実例

ブラジルとカリフォルニアでのフルスケールの操業およびパイロット調査におけるCleanit LCの結果をご覧ください。

実証済みの結果

先進設備の一つである米国カリフォルニア州の浄水場