特許を支えてきたもの

ヘガネスの顧客を成功へと導いた潤滑剤

ヘガネスで最も大きな成功を収めた特許取得技術潤滑剤の開発を担ったのは、3人の革新的な女性たちでした: オーサ・アーリン(Åsa Ahlin)、アンナ・アルクヴイスト(Anna Ahlqvist)、カリン・エノクソン(Karin Enoksson)です。

この潤滑剤は、ヘガネスの顧客向け混合粉の重要な添加剤で、圧縮成形部品加工を容易にするために欠かせない成分です。

ヘガネスでは新しい潤滑剤を必要としていましたが、既存のサプライヤーにはヘガネスとその顧客が求める製品を開発する機会がなかったため、オーサ、アンナ、カレンの三人は協力し、新しいプロジェクト・グループを立ち上げました。

「私たちは既存のものより優れた潤滑剤を開発することを任されました。 「『難しい挑戦になりますが、私たちは最善を尽くします』と答えました」と開発業務をリードしたオーサは言っています。

「私たちはちょうど応用研究プロジェクトで、優れた潤滑剤に必要な化学的構造について調査したところでした。 「このプロジェクトによって、すでに基礎ができていたおかげで、新しい潤滑剤の開発を早めることができました」とカレンは言います。

Lube EはIntralube® E ブレンドの一環として、またたく間に成功を収め、現在では、ヘガネスで最も人気の高い潤滑剤の1つに成長しました。 また、売上高のカーブも、上昇を続けています。

「Lube Eの開発に参加できたことを、非常に光栄に思います。当初私たちは、様々な場面で、上手く行く確信があるかどうかを尋ねられていました。 私はLube Eを含む混合組成を徹底的に研究しており、うまくいく確信があると答えました。 その後Lube Eは、製品として無事導入されたのです」とオーサは言っています。

「この潤滑剤は要求された特性をすべて満たしており、顧客からも人気を博すようになりました。 この製品によって、私たちの顧客の多くの問題を解決できたことを、非常に嬉しく思います」とアンナは言っています。