「私は1998年から冶金分野で働いてきましたが､鉄鋼分野で働くのは今回が初めてです。 100%スウェーデン資本の会社で働くのもはじめてでしたが､非常に前向きな印象を受けました｡ 意思決定ルートがシンプルで､従業員は誰もが高い能力を持っており､会社はその価値に応えています」とミハイル・ルーキンは話しています｡彼は､ヘガネスが持つ重要な価値として､例えば長期的な価値、持続可能な成長、お客様重視とお互いに対する尊重をリストに挙げました。

「ヘガネスでは､これらは単なる紙に書かれた絵空事ではなく､ここで働く私たちのビジネスと日常生活に浸透しています。」

ミハイル・ルーキンは､ハルムスタードの水アトマイズ工場の溶解業務マネージャーで､製錬工程に責任を負っています｡精錬工程では金属スクラップ原料置き場の金属スクラップを溶解して新しい鋼が作られます。 その後、水アトマイズ工程が開始されます。

彼は、部署間の協力は円滑で、社内には家族的な雰囲気があると感じています。 従業員は互いを気遣い、疑問があれば､必ず質問ができる相手が見つかります。

「私は、このことは重要だと思っています。 以前の会社の仕事と似た点もいくつかありましたが､ヘガネスに入ってから､新しいプロセスとして学ぶことが数多くあります｡ ここでは､信じられない量の知識が一ヶ所に集まっているのです。」

水アトマイズ工場では､リーン生産管理が始まりました｡この手法は、特に部署のすべての人が問題を直接解決し､また改善提案を行うことが含まれています。

「個人として、刷新と変化に寄与できる機会が豊富にある職場だと思います」とミハイルは言っています。 「良いアイデアがあり、その根拠を説明することができれば、意志決定者に伝えられます。 従業員として、私自身で業務に影響を及ぼすことが出来て、私にとってこれは新しい体験でした。」