持続可能性(サステナビリティ)
再生可能エネルギーガスとバイオコークスのユニークなプラント
2018年、私たちはCortus Energyと協力し、世界初となる再生可能エネルギーガスおよびバイオコークス用プラントを開設しました。 最終的には、この技術をすべての鉄鋼業界に提供することを計画しています。 このプラントは、化石燃料の使用をなくすことを目指す産業の努力に、革新をもたらすことが期待されています。
2017年には、ヘガネス内で、世界初となる再生可能エネルギーガスおよびバイオコークス用プラント建設を開始しました。 着工は2018年6月です。
ヘガネスでは、高温で高純度かつ正確なプロセス制御の必要性から、現在化石燃料を置換できる現実的な選択肢がほとんどありません。 この状況に変化を起こすために、私たちはCortus Energyと協力し、Probiostalプロジェクトを立ち上げました。Cortus Energyは、バイオマスのガス化と、合成ガスへの構造変更技術を開発しました。
多くの研究を経て、このWoodrollプロセスでの可能性が実証されました。これは、バイオマスから合成ガスへのガス化及び構造変更技術で、スウェーデンのヘガネスのサイトでパイロットプラントが建設され、今後量産規模でのテストが行われます。 このプロジェクトは、新技術の評価を実地で行う、貴重な機会を提供します。
このプラントでは、林業に基づいたバイオマスをガス化し、再生可能エネルギーガス(再生可能な合成ガス)に変えます。 このエネルギーガスは、私たちの金属粉生産で使用される天然ガスを置換することが期待されています。 パイロット規模テスト生産は2020にスタートする予定です。 これを工業規模で使用できることが証明されれば、私たちが建設したユニットだけでも、現在消費する化石燃料由来のCO2 排出を、年間約10,000トン削減することができます。
この開発プロジェクトは、スウェーデンの製鉄業界とヘガネス AB、Cortus Energy AB、複数の大学とスウェーデン政府当局(スウェーデンエネルギー庁およびスウェーデンの環境保護局)の共同研究によって行われています。
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